宇都宮市で完全予約制の腰痛専門!改善整体院「なおし屋」

外反母趾を歩き方でなおす その1

外反母趾を歩き方でなおす その1

歩く
 腰痛で来られる方のなかに外反母趾でお悩みの方も多くいらっしゃいます。
 立っているときや、歩いたり走ったりするときに足は非常に大事な役割をしています。身体をバランスよく保って運動するためのセンサーでもあります。
 外反母趾の原因や治療法、ケア用のテープやサポーターなどネット検索するといろいろと探すことができます。
 しかし、例え一時的に改善しても、原因が普段の生活習慣(歩き方)に問題がある場合には、歩き方を変えない限りまた外反母趾で悩むことになります。

 外反母趾を治す歩き方や運動として「歩幅が狭いから歩幅を広くしましょう」とか「足の指を動かすエクササイズをしましょう」など多くの情報がネット上に溢れています。

 しかし、本当にそれで改善するのでしょうか?原因はそこ?なんでしょうか?

 当院では後ろ足に体重が残って後ろ足の拇指で蹴ることが外反母趾の原因だと思っています。
※ただし、後ろ足で蹴っても外反母趾にならない人もいます。それは後ろ足の向きに関係します。(その辺のところは次回以降解説します。)

 靴の形やヒールなどが原因?ってそうでしょうか?
先のとがったヒールの高いパンプスを履かれていても外反母趾にならない方もいらっしゃいます。

 よく言われている正しい歩き方とは
「胸をはって前足は伸ばして踵から着地して手を大きく振って歩きましょう。」これって北朝鮮の軍隊の行進のようじゃないですか?

 学校で運動会が始まったのは
明治7年、東京築地にあった海軍兵学校で開催されたのが日本最初の運動会と言われています。
 子供のころ運動会の行進の練習で「胸をはって前足は伸ばして踵から着地して手を大きく振って歩きましょう。」などと指導された経験はありませんか?
 その歩き方は今でも多くの雑誌やHPで正しい歩き方ってことで掲載されていますが、果たして健康に良い歩き方でしょうか?

 健康に良い正しい歩き方とは、身体のどこにも無理がかからず、楽にバランスがとれた状態で歩ける。そんな歩き方だと思います。

 あなたはその場でジャンプする時、どこから着地しますか?つま先ですか?踵ですか?

 踵から着地する人はいないと思います。

 踵から着地すると衝撃が踵からヒザ、腰、脳天まで来そうな気がします。試す勇気のある方も絶対にやらないでください。ほんとうに脳天まで衝撃を受けますよ!

 大股で踵から着地すると、踵やひざ、腰にショックを受けることになります、そして前足の踵でブレーキをかけながら歩くことになって、とても効率の悪い歩き 方ということになります。
 この歩き方は無理やりカロリーを消費してダイエットしようとする方にお勧めの歩き方です。

 その場で足踏みしてみましょう。
自然と足先から着地するはずです。そのまま歩いてみてください。

 ➀前足は踵から着地しない
 前足の足先から着地する
 または3点同時に着地する、3点とは踵と母指球、小指球
足裏
(画像はヤマケイオンラインhttps://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=551


 つま先から着地することでそれぞれのアーチをうまく使った歩行が可能となります。
それは、つま先から着地することでアーチが衝撃を吸収する、さらにアーチが吸収したエネルギーを推進力へ変えてくれるので楽に歩くことができます。

※参考:話題のフォアフット走法
YouTubeつま先着地パトリックマカウ

※参考:海外には、足部を専門で診てくれる「足病医」(Podiatrist = ポダイアトリスト)が存在します。アメリカでは約13,000人以上いるそうです。日本は遅れてるという人もいますが、今までは日本で「足病医」の必要がなかったからです。
 なぜ海外で「足病医」が必要だったのかというと靴文化が早かったからです。
 日本では明治以前は裸足や草履、下駄で歩いていましたし、アフリカでは今も裸足で生活している民族がいます。
 踵から着地する歩き方は靴を履くようになってからで、ジョギングシューズは1971年頃ナイキが販売したワッフルソールのころから踵がショックを吸収するようになったと思います。

 次回は外反母趾の原因となる後ろ足について説明します。
a:326 t:1 y:0
#宇都宮市#腰痛専門!なおし屋#外反母趾

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional