◆どこへ行っても腰痛が治らない理由をわかり易く解説
◆どこへ行っても腰痛が治らない理由をわかり易く解説
なぜ!
腰痛は何処へ行っても治らないの?
先日、整骨院に3年も通っているのに良くならないという女性がお見えになりました。
「えっ⁉︎ 3年も通院して良くならないんですか?」
どういうことでしょう?
他にも治療院へ行って
「その日は良くても、二、三日すると腰が痛み出すんです。」
という方がホントに多いです。
では、なぜすぐに改善しないのでしょう。
そして、当院ではなぜ1回あるいは数回の通院で改善するのでしょう
皆さん
拮抗筋ってわかりますか?
拮抗筋に対して主働筋という言葉があります。
拮抗筋とは、互いに相反する運動を行う 2つの筋肉または筋肉群のことをいいます。
たとえば、上腕二頭筋は腕を曲げるための筋肉 (屈筋) ですが、上腕三頭筋は腕を伸ばすための筋肉 (伸筋)です。
このとき、上腕二頭筋と上腕三頭筋は互いに拮抗筋であるといいます。
筋肉がどちらも良く働いてバランスの良い状態は、筋肉をバネで例えると
このようにイメージできるかと思います。
実際にはこんな筋肉のつき方は無いのですが、説明のためにわかりやすくしてみました。
バランスが崩れると
こんな感じです。
筋肉Aのバネが強く張って固くなったら、一般には揉んだり伸ばしたり刺激を加えてリラックスさせようとします。
Aの筋肉が固いので
「ここ凄く凝ってますよ!」「ここ痛いですよね!」
と言って揉みほぐしてくれますね。バネが少し緩んだ状態です。
一般にはここで終了です。
柔らかくなり、運動することで発痛物質は消失して、痛みは一時的に消失するでしょう。
でも、なぜ筋肉Aは固くなったんでしょう?
また、弱くゆるんだ筋肉Bは強くなったんでしょうか?
この時点ではこんな感じです。
痛みは少し軽減したかもしれません。
しかし、筋肉Bは今までと変わらずバネが伸びきった状態なので、またAに引っ張られて痛みを繰り返す、という事になります。
それは弱くなっている筋肉があるからです。
「少し、筋肉が弱くなってるようですから、○○トレーニングをしてください。」と言われたことはないですか?
いくらトレーニングをしてもすぐには筋肉はつきません。
何ヶ月もかかるということは、それまで良くならないということ?
当院では、弱くなって使えていない筋肉Bをその場で調整します
ですから施術を終えた後は
このようなバランスのとれた状態に戻りますから、何回も通院する必要がないということです。
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