◆誰も教えてくれない!いつまでも元気でいるための正しい立ち方
◆誰も教えてくれない!いつまでも元気でいるための正しい立ち方
いつまでも元気でいるための正しい立ち方
についてお話します。
ちょっと、普通に立ってもらって、自分の足を上から見てください。
どのタイプですか?
左側からほぼ平行、爪先を閉じている、爪先が開いている。
開き方閉じ方はそれぞれ個人差があると思いますが、ほぼこの3パターンだと思います。
理想的なのは、右側の爪先が握りこぶし一つか二つ開いている立ち方です。
左はバレエでいう基本の立ち方パラレルですが、一般の方が普通に立つのとは違うと思ってください。基本のパラレルも訓練が必要ということは普通に立ったらこうは立てないよ!ということです。
骨格から見ていくと、骨盤が立った状態でももの骨(大腿骨)は少し外側を向きます。膝のお皿が正面を向くようにして膝を伸ばすとスネの骨はわずかに外側を向きます。これはヒザ関節の構造上そうなっているもので、それによって膝がロックさせて前後左右にグラグラしないように出来ています(これをスクリューフォームムーブメントと言います)。
椅子に座っているときはパラレル(左右が平行)でも、立った時には今説明したように足が外を向くように骨格は出来ているのです。しかし、膝が伸びる時?というのは歩いていて前足が着地した後になるので、足は外を向けません。ということはももの骨が少し内側に回転することになります。
骨盤が立っている状態を自分で確認してみましょう。足の幅は肩幅かやや狭めに立ちます。
はじめに両足を並行(パラレル)にして立ちます。そこから爪先を内側に回してみます。上の中央の写真のようにしてみてください。骨盤が前に傾いてくるのがわかると思います。その状態で上体を真っ直ぐにしようとするとどうですか?腰が辛くないですか?これが「反り腰」の状態です。
次に両足が並行の状態から、少しずつ爪先を開いて行きます。骨盤が真っ直ぐ立つところがあるはずです。お腹にも腰にもなんの負担や緊張がない状態で骨盤が立っているところが理想の立ち位置です。
問題なのは普段から立ったり歩いたりするときに中央の写真のようになっている方です。いわゆる内股の方です。
足を前後に開いた時にうまく開けないと思います。ももの外側が張っていたり、ももの付け根が横に広がったりしていませんか?
O脚やX脚になっていませんか?
普通、立ったり歩いたりしなければ生活はできません。この内股の状態で生活を続けると将来必ず腰痛やヒザ関節症・股関節症、その他の症状が現れると私は思います。
幼稚園や小学校では教えてくれません。小さい頃から正しい立ち方や歩き方を教えるのは親の責任でもあると思います。
いつでも、自分の体で実感できる「いつまでも元気でいられる、正しい立ち方や歩き方」の講習をしています。
出張もしますので、お気軽にご連絡ください